R&B系唄モノでリズム隊としてのキーボードの役割〜その1

tomotaka882006-04-05


さて、今回はまた動画の解説をしていきますよーー!!

これだからジャムは止められないも見てみてくださいね☆

↓↓ジャムセッション動画↓↓
http://www.feelin-the-spirit.com/session/movie.html
ヴォーカル セッション 『SUPER STAR』をクリック

今回は前回を少し掘り下げて、リズム隊のコンビネーションを解説して行きましょう!!

唄モノというのは、基本的に唄が主役です。

けれどそれを邪魔しないように、かつ合いの手を入れて盛り上げて行かなければグッとくるジャムにならないんですね☆

でもどうやったら…

まぁまぁあせらず(笑)
まず、バンドの役割分担をして行きましょう!!

 ドラム:リズムとバンドの指揮

 ベース:グルーヴを作り、基盤を支える

 ヴォーカル:フロント!!

 ギター:バッキングと合いの手

 キーボード:バッキングと合いの手

あ…ありゃ??


かぶった!?



そう…。かぶるんです。

こんな時、ピアノやキーボードは状況を見て、2つの選択肢を選びましょう。



1、ギターが前に出ず、バッキングをメインにする場合

こんな時はキーボードは積極的に唄と絡みに行きましょう!!オブリガート(サブメロディ)や唄への合いの手、自由にやってしまえばいいんです!!



2、ギターが唄と絡んでいる場合

この時は、ドラム、ベースと一緒にリズム隊員になりましょう。(この三つの楽器でスリーリズムなんて呼ばれます)
ただし、バッキングでは、ギターと音域がかぶらないように注意して、適宜音域を移動しましょう。ポイントはギターの左手、ネックのどこら辺を弾いているのかを見る事!
あとはアイコンタクトで!!


0:45〜ギターが高音域に登ると同時にキーボが下がっています。



今回は2、のケースなので、リズム隊のコンビネーションを中心に解説していきます!!



まず、キーボードはリズム隊のリーダーです。
これをお忘れなく!!



スリーリズムを仕切ると同時に、フロント二人(この場合ギターもフロントみたいなもんです!)とリズムの架け橋にならなくてはいけません。

これはジャンルや編成問わず、高音〜低音まで全て弾けるピアノ類の役目ですね☆

常に周りを見て聴いて、ベストな舵取りをしていきましょう!!


コツとしては、リズム隊3人を自分ひとりで(ピアノ1台で)バッキングしている、と想像して、フロントを聴く事です。

これを意識していると、どんなドラムやベースを弾いて欲しいかがイメージ出来ます。



1:29〜バスドラムが16分を刻んで、それにベースがユニゾンしています。そこにキーボを乗せる事で1:35〜、バック3人が一体になって盛り上がれます☆


これによって、『バックは3人だ!!』と3人とも感じました。


この後のサビを聴いてみてください!ベースなんてノリノリなフレーズ出して…3人とも楽しそうでしょ?!
こうなるとバッキングは面白くなります!!


この後のギター&ヴォーカルの掛け合いソロでは、キーボードがリズムとフロントをつないでいます。ドラムとベースは同じリズムをユニゾンしてるんですが、ここでは橋渡しの為、加われません…。


ただ、盛り上がってきて3:12〜キーボのC#mを合図に盛り上がって行きます!!


バック三人のバックリフ!

↓↓再度チェックしてみて!!↓↓
http://www.feelin-the-spirit.com/session/movie.html
ヴォーカル セッション 『SUPER STAR』


ここではその前にヴォーカルとギターが使っていたリズムを引用して、三人でユニゾンしてます。


単純なリズムだし、さっきまでギターが同じ事していたのに、リズム隊で同じ事するとこうも違うのか!!と言わんばかりに壮大に鳴ってます!!


バックリフは簡単なフレーズでいいんです。わかりやすい、一度聴けば誰でも出来る、そんなリズムをバッキング全体でやれば、それは立派なバックリフになります。


ただ、多用すると寒い芸人なってしまいますのでご注意を。

どんな時に使うのかというと、

フロントが盛り上がっちゃってもうバックとしては個々人での盛り上げはそろそろ限度(ドラムはリズムを変えたし、ベースももう盛り上がってる、キーボードもある程度の事はやった。これ以上やったらフロントに食い込んでしまう)


…もう、行くしかない!!って時に奥義として使います。





想像してみてください…


飲み会にカップルがいて目の前でラブラブいちゃこきだして止まらなかったら…

…こっちとしては飲むしかないでしょう!?


これが結果的にその場全てを盛り上げて一体にしていくのです…。



こんな状況に陥ったら、バックはアイコンタクトで足並みそろえてみんなでバックリフかましてやってください!!



今回はここまで!!!(最後…どうなんだ??)


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