ブルースライブレポート

昨日はブルース全開の激しい夜☆でした。


高田馬場のイングリッシュパブ、(英国人のイカツイおっちゃんがやってます。)
『いかにも!』って雰囲気のお店。


20時から結局23時30分くらいまで…
2セットに渡って20〜30曲(何曲やったんだ!?)
ブルースオンリーの一夜でした☆


いやー、JJのギター&ボーカルはカッコよかった!
グルーヴが違うんですよね〜
さすが本場、テキサスブルースマン
このノリは横で弾いてて勉強になりますっ!!


でもまぁブルースといっても様々で、
リズムもブギー、シャッフル、スロー…etc.

コード進行や1コーラスの長さも
①オーソドックスな3コード12小節
②1コードで最後だけ違うコードの12小節
③8小節の変形ブルース
④最後にへんなのがくっついた16小節

などなどバリエーションが豊富なんですっ!




そして…今回もリハ無し一発本番!!


曲が始まる前にJJが『in E!!』とか『boogie!!』とか叫んで
それに付いていくというゲリラ戦術…!!


でもま、そこはアイコンタクトとコール&レスポンスでカバーできるのさ♪
伊達にセッションインストラクターやってないわよっ!


ソロ、キメ、エンディングは完全にJJのアイコンタクト。*1
JJのソロにギター斉藤氏がレスポンスし、
バックはベース、ドラムキーボともにアイコンタクトでソロを盛り上げて行きます!!
トップでのJJは『盛り上がり』フレーズを出しまくり!!


JJいわく、
『ジャズやポップスではいいんだけど、構成がシンプルなブルースは弾き過ぎない事が大事。』


なるほど少ない音数で見事にキメてくれます!!
とかく弾きすぎな菅沼、これは見習わなきゃ!


そしてソロチェンジ、

ギター斉藤氏、静かにソロインして徐々に上げて行きますっ!!
ま、Feelin'the spirit!としては勝手知ったる…。変幻自在にあおってカマかけて
付いて行きますよーー☆

様々なアプローチや『ジャムセッションのコツ』を駆使して
バンド全体をトップギアに引き上げるその手腕はお見事!!



  • …そして、ここからはキーボードトーク


今回の音は、
ハモンドオルガン(B−3) 5パターン
フェンダーローズMARK-Ⅱ 2パターン
③スタンウェイグランドピアノ 2パターン
クラビネットD6     2パターン

でした☆

やっぱりメインはオルガン

バッキング用、ソロ用と、風のような音からヘビーな音まで
ちょこまかと使い分けて見ました。
ヘビーなオルガンが吼える吼える!!うるさいです。

ローズ

歪みをかけたりトレモロを工夫したり、
『ロックなピアノ』というイメージでブギーで大活躍!!
一番使いやすいかも。

グランドピアノ

一つはクリーン(素のまま)で使用。
あとはホンキートンク(調律してないズレピアノ)っぽく加工して☆
軽い鍵盤でのピアノは難しいです。やっぱピアノ弾きたいな〜・・。

クラビネット

これは8ビートの早い曲でのみ使用。
一つは邪悪なベケベケ音、いいわ☆
そしてもう一つ、これはもう十八番でしょうか!?
ワウをかました16分の全開パターン!!
本人すげー気持ちイイです☆


今回はオルガンの音色&アプローチに気を使いました。

違う楽器!と割り切って弾くのがポイントかな?
まだまだオルガンは修行中です!!


曲が多いのでソロはコンパクトにまとめようと努力っ!
やっぱソロって短くまとめたほうがカッコよく聴こえます。
長いと聴いてて飽きちゃうからね。


ソロをコンパクトにまとめる秘訣は、
『6/4経験者クリニック』にて公開ですっ!!



そして絶頂の2ステージを完全燃焼して終電へダッシュ!!



とまぁ今回も全開だったブルースライブでした☆!!!


次回はちゃんと、告知しますね…。。

*1:キメやエンディングに行くぞ!!など、バンド全体に一目でわかるように出す合図の事を『キュー』とも言います