ビートの違いで全て変わる!!

前回、ジャズもロックもジャムだから何も変わんないよー
的なノリでお話しました。

けど、聴いた感じ全然ちゃうやん…
的な突っ込みは多いですよ。

けれど、ジャム=コミュニケーションに変わりはありません。
やってる事は変わらないんです。


じゃぁ…なにがこんなに違いをだしているのか……??


それでは比較してみましょう!

↓↓↓ロックなセッションの動画です↓↓↓

http://www.geocities.jp/feelin_the_spirit/051030.wax



↓↓↓ジャジーなセッションな動画です↓↓↓



http://www.geocities.jp/feelin_the_spirit/060102.wax

                  


さて…

今回はリズムで行きますか…!*1

  • ロック:8ビート

これは弱拍(キック)強拍(スネア)が3拍目に来ていますが盛り上がった時は1,3拍目(頭)に来ています。そしてそれを埋めているのは(支配しているのは)ハイハットの8分音符です。

  • ジャズ:(3拍子の)4ビート

テーマの部分は6/8拍子(8ビート寄り)ですが、ビートチェンジすると(3拍子の)4ビートとなり、打って変わって強拍が2、3拍目のいずれかに曖昧に入ってきます。
それを埋めるのはライドシンバルの4分音符と3連符の複合(ジャズ用語のシンバルレガート)
です。


どうですか?テンポの違いもありますが、ロックのビートの方が空間があり、またジャズのビートの方が規則性がないという差が見えますよね?

ただし、ここでもドラムおよびリズムに対する反応や会話は、何の違いもありません。

反応するリズムは、ロックの場合16分で応えているので独特なうねりが生まれています(ロック1:34付近)。また、ジャズの場合3連符の合間に入っているのでより緊張感があります(ジャズ1:35付近)。


ここらで再確認フゥー

↓↓↓ロック↓↓↓
http://www.geocities.jp/feelin_the_spirit/051030.wax

↓↓↓ジャズ↓↓↓
http://www.geocities.jp/feelin_the_spirit/060102.wax


ソロの時のロックでの最も細かいパッセージ(ロック2:53〜)と
ジャズでの最も細かいパッセージ(ジャズ2:46)はこう変わってきます。
これはリズムの違いにが上に乗せる音を『呼んで』いるっていえますよね☆

ロックのこのテンポ、このグルーヴの8ビートはこれ以上のリズムを特に呼んでいません。
ここでは『上で踊る』という形をとっています、もちろんバッキングとの会話もあるから純粋にリズムだけとはいえないけど、このグルーヴだからこそ、この会話が成り立っています。

ジャズのパッセージでは、リズムがかなり遊んでますよね?ここで〆るには、全く違った事をするしかないんです。そこで僕が出した結論は、倍速パッセージを出す!って事なんですね☆


その後に続く展開や全体のソロの流れはまた今度…☆




更に詳しくは『これだからジャムは止められない!!』
各楽器ごとのインタビューを通してジャムのいろはを面白おかしく解説してってます!
http://feelin-good-jam.com/もチェックお忘れなく!!



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*1:ここ『ピアノでジャムセッションを♪』では主にピアノ(オルガン)の解説をして行きます。
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