ソリスト的バンド支配論
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今回は待ってました、オルガンソロがどうやってバックをあおるかについて解説していこうじゃないの!!
まぁ、丁寧に言うと、ジャムセッションでアドリブソロをとるソリストの気持ちを解説して行きましょう☆
↓↓↓まずは今回のお題曲、Em一発という相当シンプルな曲のジャムセッションをごらんあれ↓↓↓
http://www.geocities.jp/feelin_the_spirit/051030.wax
(↑をクリックするとセッション動画が流れます!
オルガンのソロは2分19秒から3分26秒です。
また、バンド全体のアプローチが聞き取りやいので、
是非ヘッドフォンで視聴することをお薦めします!)
ソリスト的バンド支配論と題打って始まった今回。
要するに、ソリストは王様だ!!って訳ですよ!
家臣たちをどうやって従わせようかという策略の数々バックバンドをどうやって盛り上げてどうやって反応させるか、バンドへの仕掛け方を解説していきます☆
ソロによくありがちなパターンで、ひたすら弾く!!、一人で盛り上がる(ろうとする)ってよくみかけます。。。
弾かないと不安、弾かないと恥ずかしい…ナドナド理由はかなりあるでしょう…。
しかし!!無駄に弾けばそれだけバンドとの距離が開いてしまいます。ちょうど怒った彼女に無駄に言い訳してる彼氏のように。ちゃんと話は聴きましょう。うん。。
さて、んじゃどうするの??ってことで、一言。
バックを聴けばいいんです!!
もちろんソリストは王様だから無理に合わせる必要はないけど、バックが聴こえたらそれを利用すると、ソロが楽になるよ。
例としては、オルガンソロ最初のコール&レスポンス。
あれだけ間を空けてやればバッキングとしても必ず反応してくる。そしたらその反応のアイデアを借りて、次の展開をすればよいのですよ♪
例えば、展開直前の16分のアプローチ、あれを境にバックバンドは展開を変えてるでしょ♪
(ドラムはハイハットで応えてくれたけどベースは敢えて16分に移行しなかったけどね。
こんな反応を楽しめるのもジャムセッションのいい所☆)
この場合は誰でもOKだけど、大きい編成の場合、ソリストはバッキングを仕切ってる人物に合図をしていくとうまく回ることが多い。例えば、楽器的支配力が強いドラムとか、この場合ではバックバンドリーダーのギターとか、ね☆
次の展開では、案の定ギターがカッティングをジャカジャカしてバンドをあおって盛り上げてる☆
さて、バックがロックになって、オルガンが16分でソロをとっていると、ドラムがスネアを渾身のシングルストローク!!ここでオルガンとユニゾン(ご一緒)するんだけど
…なんかもたってるみたいでしょ?このタメがスゴイよね!!勉強しなきゃ!!
↓↓ここらで動画を再チェック↓↓
http://www.geocities.jp/feelin_the_spirit/051030.wax
問題の箇所は3分00秒前後くらい
クライマックスはロングトーン。バックにはその前のコードチェンジで終わり感をアピールしています、最後の半音階で降りるフレーズは正直合図も何もしてないんだけど…ベースのキシラ、よく聴いてくれてるね!拍手☆☆
てなわけで解説してきたけど…結構自己中だな…俺。
ま、まぁ、バンドを聴いて利用して後は好きなようにやりゃいいんさ★
今回はロックってことでオルガンだったし、リズムでバンドと絡むケースが多かったけど、今後いろんなジャムセッションの模様をお伝えしていくなかで、他のあおり方も登場しますよ〜乞うご期待☆
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ジャムセッションを各メンバーにインタビューして、いろんな角度からのジャムの楽しみ方を解説中ですよ♪