ピアノは手首で弾くもんだ！？いい音の為のエクササイズ！

唄うような旋律、
鍵盤を駆け上がる音階、
きらびやかなアプローチ、
そして暴れていない、『大きく丸い音』

一体どうしてこんなに綺麗に行くもんでしょう？
その答えの一つは手首にあります。

…えと、ピアノはもちろん指で弾きます(笑)
ですが、運指をコントロールするのは
手首の円運動なのです。
イメージとしては、
手首に巻き付いている糸に引っ張られるように手首が動き、
それに連動してその他の部位（指、肘、肩、腰）が動く。
といった感じでしょう。

指先で支えながらも手首は脱力して
柔軟に次の音へと繋げる、
この柔らかい手首があの丸い音を作る要素の一つなんですね。

『指が弱い』『指がバタつく』『音が途切れる』
『イメージ通りに音が繋がってくれない』
なんて方は必見！

人差し指から小指まで一本づつ、
音を出しながら（鍵盤を押さえ続けながら）手首を大きな円を描くように回転させてみましょう！
最初は時計回り→続いて反時計回りと逆回転も！

この時注意するのは、
・リラックス出来ているか
　（出来ないときは首を回すとリラックスしますよ♪）

・音が途切れたり指先がバタバタしていないか
　（脱力はいいことですが支える力だけは残しておきましょう！）

・手首を円運動の中心にして他の部位は脱力すること。
　（連動して肘や肩も動きます。）

・肘や肩が張ってないか、
　もしくは肘が円運動の中心になっていないか。
　（肘や肩はあくまで手首の運動に作用される側です。）

です！

一つの指に対して1分やれば充分ですので
どうぞお試しくださいｏ(＾−＾)ｏ！