感動する人と上手い人

楽器が上手い人はたくさんいます。
それこそどこかの学生がプロより上手いなんてざらにあるでしょう。


でも、本当にカッコイイ人の演奏は
自分に響いて感動・心の運動を伴います。
音楽を聴いて多かれ少なかれ何かを感じた事、
ありますよね?
あれです。


一体何が違うのか、

出力値が違うんです!


ライブハウスならライブハウス、
武道館なら武道館、
ドームならドーム、
そのハコの隅々まで達するエネルギー出力があるんです!


音量ではありません、
遠くの遠くに歌うように、
ホールの一番奥の人に届くように、
遠くめがけてまっすぐに音を投げる。
このイメージをもって演奏する事が大事なのです!


本当にカッコイイ人は、
堂々と、遠くまでまっすぐに音を出しています。
そこにはもう「上手下手」なんて関係ないのかもしれません。
ただ、「届くか届かないか」。


先日のレコーディングで思い知った事は、
「録音にもホール一つに放出するエネルギー量を込めるべきだ」
と言うこと。
スタジオでもピアノの前でもどこででも、
俯いて演奏するのではなく、
常に会場の奥めがけて
音を発して行きましょう!!


僕の今年のテーマでもあるのですが、
『極限まで出力する!』


感動する人になりたいです☆