哀しいのは辛い事ではなく、伝わらない事。

Bluesという音楽は、
Blackの人達のBlueを表現したものだと言います。
「人種差別」なんて言葉は僕が簡単に口に出せるような
軽いものではないという事は確かです。
現実にどれほど辛いものか、
それを日常的に受ける辛さはどれほどのものか。


ところがBluesって暗い曲じゃないんだよね、
むしろコケティッシュな部分もある、
楽しんでしまってるように見えるんです。
もちろんその中にやりきれない想いがあって、
見せられない傷があって、辛い現実がある。
けど、その「辛さ」を分かち合い、笑い合える仲間がいる喜びを
唄に、音楽にして伝えてる。


伝える事が喜びなのでしょう、
そして伝わる事が喜びなのでしょう。


気付かないうちに周りに壁を張って
大切な感情を押し殺してしまうとき、
そんなときは一緒に音楽しませんか、
一緒に伝え合って笑い合いませんか。