アンサンブルはリズムが大事!!

日ごろ一人で弾いているピアノ。
いざ、誰かと合わせてみると、リズムがズレル…


そんな思いをしていませんか??


これは、一人弾きの癖が付いているんですね!
当然、一人で弾いているときは走ってももたっても自由です!

ただここで誤解がないように…


そもそも正しいリズムというモノはありません。
メトロノーム通り演奏するのが必ずしも正しい事ではない、と言うことです。
盛り上がればテンポが上がり、落ち着く所では少し下がる、
こういった緩急を含めて、
全体のノリが合って初めて、『カッコイイリズム』になるんです!


これはピアノソロでも室内楽でもオケでもバンドでも一緒ですね☆


そして、その時ピアニストはと言うと…、
周りを聴かずに自分のリズムで弾いてしまうことが多いです!!


最初はこれを防ぐ為に、視線は鍵盤ではなく周りに送りつつ
弾いているフレーズを声に出して
演奏してみましょう!!
これだけでリズムは相当よくなります!!
何故かって?


人間はそもそも相手に合わせる能力を備えているからです!!
それをちょこっと活用してあげれば、たちどころにリズムはよくなります。


指揮者を見ながら吹いている管楽器の視点、
信号を見ながら車線変更をするドライバーの気持ち、
仲間達と複数で会話をしている時の思考、
など、
近そうだな、と思いついた状況を
いろいろとイメージしてみると面白いでしょう♪


そう、相手を見て、全体の話をちゃんと聴きつつ、流れに乗って発言する


これがリズムがよくなるか崩れるかの分岐点なのです!!