周りを見る練習は難しい??


自分の楽器に釘付けで周りのメンバーを
全く見れていないと、
ジャムセッションは上手く行きません。
相手の音は聴こえなくなるわ、『会話』は出来ないわ
みんなとしているのに一人よがりな演奏になってしまいます。


第一そんな演奏、楽しくなさそうじゃないですか??


と言う訳でそれを防ぎ、かつアイコンタクトを自在に使える
という利点を生むコツをお伝えしますっ!それは、
『楽器を見ずに周りをみる!!』


しかし、ジャムセッションクリニックやレッスンなどを通して
思ったのですが、
ピアノと言う楽器は周りを見るのに適していないようです。


それも無理はありません。
部屋にピアノ(グランドorアップライトまたは電子ピアノ、キーボード)
が置いてある所を想像してみてください、


ね?気付きました??


そう、向こう側壁です(笑)


ピアノ一台で大抵の音楽が弾けてしまうので
ただでさえ人と合わせる経験が少ない楽器なのですが、
プラスアルファでこんな背景も持ち合わせていたということです!!


ギターや管楽器などは、弾いて(吹いて)いる時、
常に周りの景色が視界に飛び込んできます。
それに毎回同じ立ち位置で弾くことはないでしょうから、
毎回違った視覚情報が入ってきます。
実はこれが土台にあると周りを見るのが易しくなります。


しかし、ピアノではよほどの事がない限り、
毎回同じ景色です、楽器か壁かですね(笑)
これでは周りを見るどころではないですよね!


そこで、周りを見る練習の第一歩としては、
目を閉じて練習してみることをオススメします。


周りを見ろと言っといて目を閉じろとは一体このポンコツ野郎何言ってやがんだ
と思うでしょうが、これはいかにイメージ出来るかのテストだと思ってください☆


ピアノを弾く時間の5%くらいで結構です、
ジャムセッションをイメージして、試しに目を閉じて
演奏してみてください!


この時にメンバーが他の楽器を弾いている姿が浮かべば言う事ないです!
(というか浮かんだ人はもう充分周りが見えてる?!)


ただ、鍵盤をどうしても見てしまったという人は、
難しいフレーズを弾きすぎている恐れがあります!!
ジャムセッションは難しい事をする訳ではありません、
『会話』をするだけです!
目を閉じたままで弾ける難易度を調べておきましょう!
そして実際のジャムで使うのはそのレベルまでだと覚えておいてください


大切なのは、イメージ出来るか です。


それに目を閉じると耳で音を探りますから耳もよくなります。


日本の住宅事情に悩むジャムピアニストの皆さん!!
広い家に住む夢はさておき、こんな裏技のような練習法も
ありますよっ!!